子どもの飛行機デビューって緊張しますよね。
子どもがギャン泣きして、周りに迷惑をかけてしまわないかな?座席はどこがいいんだろう?と考える方も多いはず。
我が家も先日、2歳で飛行機デビューしました。
我が家は事前調べをした上で座席指定をしたのに、想定外のアクシデントが発生。
幼児は乗り物酔いしづらい傾向にありますが、まさかの2歳児が乗り物酔いをしてしまいました。
そのため、復路は急遽、座席変更に『往路は後方席』『復路は中央席』を利用。
実際に後方席と中央席どちらも利用した体験レビューを記事にしましたのでご覧ください。
乗り物酔いは遺伝が7割といわれているため、両親が乗り物酔いしやすい体質の場合は座席選びも気をつけてみると良いかもしれません。
私自身が乗り物酔いしやすい体質だったので、幼児期から乗り物が苦手でした。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
【往路】後方席を指定→アクシデント発生
【往路】後方席を指定した理由
『子連れ 飛行機 座席』のワードで検索した結果、後方席がいいという結果が多数。
主な理由は以下でした。
・前方席は航空会社の上級会員を始め、飛行機に乗り慣れたサラリーマンが多く、静かな空間を求める人が多いため、周囲に気を遣う可能性大
・後方席は子連れが多いので前方席に比べ、周りの目が気になりにくい
・後方席はトイレが近いので安心
・泣いたらギャレーに移動できる
我が家は夫とも相談して、後方席・窓側を指定することに決めました。
ちなみに通路側・窓側のメリット・デメリットは以下です。
通路側・窓側は悩みましたが、はじめての飛行機で、外の景色が見えるほうが子どもたちが喜びそうだったので、窓側席を選択することに。
双子は隣同士の座席指定ができない・・・!
いざ席の予約をしようとしたところ、横並びで席の選択ができませんでした。
あれ、なんで??と調べたところ、機内の酸素マスクは、座席数+1つが基本設定のため、3席シートの場合、座席を使う人が3名座る可能性があるので、膝上の赤ちゃん・幼児は必然的に1人だけしか座れないそうです。
ちなみに今回利用したANAでは、通路を挟んでの横並びなら予約可能でした。
双子に限らず、2歳と1歳(または0歳)等、膝上のお子さまが2人いる場合も同様です。
我が家は窓側が希望だったため、前後で座席指定をしました
【体験記】実際に後方席を利用してみて
後方席には子連れのファミリーが5組ほど搭乗していました。
我が子は少し不安そうな顔をしながらも、どちらかというとワクワクが勝り、声が少し大きくなっていましたが、周囲も子連れが多く比較的にぎやかな雰囲気だったため、そこまで気にせず過ごすことができました。
また双子はまだおむつでトイレに立つ心配も少なかったため、窓側の席で正解でした◎
離陸時も泣かず、耳抜きも上手にできたため、快適な空の旅になりそう!後方席を選んでよかった!と思っていた矢先、想定外のアクシデントが発生。
突然、子どもが嘔吐してしまい、ギャン泣き。その後はぐったりした様子。
どうやら2歳にして『乗り物酔い』をしてしまったようです。
幼児は乗り物酔いはしにくいと思っていたので、急な嘔吐にびっくりしてしまいました
【乗り物酔いが起きやすい年齢】
3歳くらいまでは、バランスをとる小脳全体が未発達のため、乗り物などの振動への感覚は鋭くありません。 この小脳の機能が4歳くらいになると発達して、外部からの刺激に敏感となり、また、三半規管も発達してくるため、乗り物酔いを訴える子どもの割合が増加します。
子どもと医療
羽田空港に到着したあとも嘔吐。
羽田からは電車移動の予定でしたが嘔吐が治まるまで動けず、子どもが少し回復するまで空港内で休むことに。
せっかくの初飛行機&旅行でしたが、子どもたちに辛い経験をさせてしまいました。
想定外のこととはいえ、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
復路は座席指定を変更(後方席→中央席に)
飛行機酔いしにくい席はあるのか?
飛行機酔いしにくい席はあるのか?調べた結果ありました◎
主翼から少し前のあたりが揺れにくい=酔いにくい
飛行機は主翼でバランスをとっているため、ちょうどこの位置が重心となり揺れにくいそうです。
指定席を変更できないか調べたところ、ANAではウェブサイトやANAアプリで出発時刻20分前まで変更が可能でした。
我が家も空席がないか確認したところ、主翼そばの中央席に空席があったため座席変更できました。
飛行機酔いの対策
飛行機酔いの対策をしらべたところ以下の方法がでてきました。
- 適度な睡眠をとる
- 空腹を避ける
- なるべくゆったりとした服を着る
- 不安やストレスを和らげる
- 事前に酔い止め薬を飲んでおく
酔い止めは2歳で服用できるものはありませんでした。
3歳未満はそもそも乗り物酔いがしづらいため、3歳未満向けのものは出ていないようです。
その他の対策は簡単でにできそうだったため、予め体調を整え、当日は機内でもリラックスできるように楽しいお話をするように心がけました。
【体験記】実際に中央席を利用してみて
復路は平日だったため、前方席はスーツ姿のサラリーマンばかり。
狭い機内なので、子どもたちが騒いで迷惑をかけてしまわないか心配もありましたが、子どもの体調が第一優先!
できるだけ快適に過ごせるように搭乗時に客室乗務員の方に、往路で子どもが嘔吐してしまった・酔いやすい旨を相談しました。
比較的空いていたためか、離陸後に客室乗務員の方が子どもの様子を確認してくれたり、お水の提供をしていただいたり手厚く対応していただけました。
何かあった際に頼れる存在がいると思うと、とても心強かったです。
乗り物酔いに限らず、何か不安がある方は遠慮せずにプロに相談しておくことをお勧めします。
乗り物酔いの対策を練った結果、復路は嘔吐せず、比較的良好に過ごせました。
子どもたちは笑顔のまま旅行から帰ることができたのは、座席変更ができたおかげもあるかな、と思っています。
まとめ
我が家の体験記は以上です。
前方・中央・後方それぞれの席にメリット・デメリットがあると思いますので、お子さまの状況等を踏まえて検討されてみてはいかがでしょうか。
- 早く降りたい方
- 平日はビジネスマンが多いため、比較的静かに過ごせそうなお子さま
- 乗り物に酔いやすい方
- 揺れがストレスに感じる方
- トイトレ中やおむつ替えが必要で、トイレが近いと安心な方
- 子どもが騒いでしまわないかなと心配されている方
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様の快適な空の旅を願っております!